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Q. おもちゃを通して、よい子にどんな幸せを届けたい?

石川玩具 本社
営業部販売2課

栗原 恵梨2014年入社

思い出のおもちゃ

人生ゲームです。突然やりたくなっておもちゃ屋に自転車で買いに行ったのに、パッケージが大きくてカゴに入らなくて持ち帰るのに困った思い出があります。

2014年4月~2015年5月玩具専門店「仔熊」営業担当
2015年6月~2017年5月GMS営業担当
2017年6月~オンラインショップ・秋より家電量販店営業担当

現在のお仕事について教えてください

入社5年目の今は、家電量販店におもちゃを卸す仕事をしています。本部とやり取りをしてどのようなおもちゃを売り場に並べるかを決め、主要店舗の場合、自ら足を運んで陳列作業を行うこともあります。
もうひとつは、インターネットで自社製品を販売する仕事です。当社は、おもちゃの卸売りが主業務ですが、近年は当社オリジナルも増えています。そうした自社製品を、インターネットを通じてより多くのお客様に届ける仕事も担っています。ネット販売は、対面と違う難しさがあります。商品そのものの写真に加えて、サイズ感を伝える写真や使用イメージが沸く写真を撮ったりと細かな部分に配慮する必要があって、気付いたことはどんどん実践しています。

これまで仕事内容は変わってきましたか?

基本的に営業の仕事なのですが、卸先となるお客様が変わっています。1年目は、当社の玩具専門店「仔熊」の商品手配などを行っていました。2年目から3年目はGMS(総合スーパー)向けの卸業だったので、本部のバイヤーの方とやり取りして商品を過不足なく供給するのがメインの仕事でした。よりお客様に喜ばれる売り場をつくるための改装などもサポートしました。売り場のオープン日は決まっているので、大急ぎで商品や販促物の手配をすることもありましたね。

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入社前に不安はありましたか?

正直な話をすると、たくさんありました(笑)。もともと飲料や食料品メーカーでのマーケティング業務に高校生の頃から憧れていて、当社以外におもちゃ関係の会社は受けていないんです。おもちゃ業界にあまり馴染みがなかったことに加え、卸業というBtoBの仕事はなかなか想像がつきませんでした。それは両親も同じだったようで、最初は心配していましたね。仕事内容もなんとなくしかわかっていなかったです。パンフレットを見ても…あまりよくつかめなくて(苦笑)。

その不安は入社後に解消されましたか?

入社してみると、当社の仕事はおもちゃ業界に欠かせないものだと実感できるようになり、やりがいも感じられるようになりました。また、年に二度、本社や物流センターでおもちゃの店頭販売を行うのですが、特に秋はお祭りと同日に開催するので地元との一体感を感じるというか…墨田区の歴史や温かい雰囲気を感じてほっとする瞬間があります。最寄り駅の蔵前にはおもちゃ関係の会社が多くて、業界について知る機会が身近にあったのは良かったと思います。

働く中で、印象に残る出会いはありましたか?

問屋という立場はおもちゃメーカーの方とも、小売店の本部の方、店頭で働く方とも密に関係があり、出会う人数が多いんです。ひとつひとつの関係を保つ苦労はありますし、厳しいご意見に落ち込むこともありました。でもそれ以上に、自分との考え方の違いに触れて勉強になることが多いと思います。仕事に取り組む姿勢に感銘を受け、人生の先輩として尊敬できる取引先の方と出会えたこともありました。
同時に、以前の部署でお世話になった取引先の方に「また一緒に仕事しよう、前の部署に戻ってよ」と言ってもらえたことは、冗談でもうれしかったです(笑)。

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働く環境についてはどうですか?

社内に「効率良く働こう」という雰囲気があるので、残業は少ないと思います。あと、本社ビルが2015年にできたばかりで新しく、快適に働けています。
営業部にも産休・育休をとって復帰されている女性の先輩がいるので、将来のことを考えると安心できますね。リアルな子育て経験がおもちゃの販売や仕入れ、売り場づくりに活かされるので、会社としても復帰した社員を大切にしてくれているような気がします。

達成感を感じたことについて教えてください。

最近一番感じたのは、自分がギフトショーで見つけた商品を、自分の担当する売り場で販売できるようになったことです。ペンギンやアザラシといった、海のなかまたちのぬいぐるみを見つけて「これはかわいい。売れる!」と直感したのですが、当社が取引をしたことがないメーカーさんの商品だったので、社内で取引提案をした結果、取り扱えるようになりました。その後、自分が担当する家電量販店に納入を認めてもらい、多くのお客様が行き交う売り場に並んでいます。
今でも売り場に行くと、取引先の方の許可を得て、お客様と目が合うようにぬいぐるみを並べ直したりします(笑)。陳列されている様子を見ると余計に愛着を感じます。
さらに、オンラインショップで商品の売れ行き順位が上がるとうれしいですね。展示会では、これに続く良い商品を発見したいと意気込んでいます(笑)。