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Q. あなたの「業務」を一言で表すとしたら?

石川玩具 関西営業所
観光物産事業部 営業企画

隅谷 大介2005年入社

思い出のおもちゃ

ニンテンドーDS。百貨店の店頭に立ち新しいソフトの遊び方を説明する仕事があり、先輩から借りて2日間必死にゲームをしました。楽しむというよりは必死でした(笑)

2005年~2015年関西営業所にて百貨店・量販店・専門店の玩具営業・仕入担当
2015年~観光物産事業部関西営業所にて営業企画 西日本営業責任者

もともと、おもちゃ業界を志望されていたんですか?

いえ、学生の頃は学校の先生になりたかったんです。でも、その前に会社で働くという社会人経験があった方がいいかな…と考え、就職活動を始めました。正直、会社には申し訳ないながら3年で辞めて教師の道へと考えていましたが、入ってみたら仕事が面白くて、もう13年目になりました(笑)。将来は子どもの笑顔を生み出せる仕事、人の成長に関わる仕事をしたいと考えていたので、当社でその夢が叶ったのだと思います。入社以来10年間おもちゃの営業を行い、2015年から観光物産事業部の営業企画を担当しています。

観光物産事業部の仕事について教えてください。

観光物産事業部は、全国の観光地で「ご当地ピンズ」をカプセルトイの自動販売機形式で販売しています。新商品の開発から製造現場への発注、飛び込み営業から商品の補充・集金までを一貫して手がけていて、クライアントは観光地の土産店や城郭、水族館、タワーや神社仏閣など日本中の観光地です。
「ご当地ピンズ」は当社の商標登録で、その地域の名物やシンボルをピンズにしてお土産や旅の記念としてご提供している商品です。観光地のカプセル自販機は当社がシェアNo.1なんです。

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営業部から観光物産事業部へ自ら異動希望を出されたのはなぜですか?

営業が楽しくなってきて、ルートセールスではない飛び込み営業に挑戦してみたかったからです。飛び込みはつらいイメージがあると思いますが、自分でカプセルトイが売れそうな場所を見つけて交渉し、商品を企画販売できる仕事にやりがいを感じています。街中を歩いていても、つい「ここに自販機置いてもらえるかな」とか考えますね。
新規のお客様と契約を結ぶ瞬間は、本当に達成感があります。でも、大変なのはその後に信頼を重ねることです。約束は必ず守り、お伝えしたことは確実に実行してお客様の売上を上げることが信頼につながります。

多岐にわたる業務の中で、一番好きな仕事は何ですか?

一番は商品企画ですね。どのような商品ならお客様が笑顔になってくれるだろうと考えるのが楽しいです。具体的な話をすると、きつねのキャラクターデザインを決定する会議では、きつねのおしりの穴の形を「×」か「・」か「*」のどれにするかの会議をしました。「×」派と「*」派に分かれて大人が真剣に議論する会議はシュールですよね(笑)。これは一例ですが、社内の先輩・後輩との距離も近く、会議では様々な意見が出ます。

そうすると、社内の雰囲気はいい感じですか?

驚くくらい仲が良いです。僕が入ったときから明るい雰囲気は変わりませんし、先輩方にプライベートなことも相談に乗ってもらってきました。自分も後輩にとってお兄さん的存在に感じてもらえるように心がけて接しています。新人の方には「生意気かな」と心配せず、僕たちが思いつかないような新しい発想をぶつけてもらえたらと思います。

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仕事をする中でうれしかったことはありましたか?

伏見稲荷大社近くのお土産店にカプセル自販機を置いてもらえたことですね。世界的にも有名な観光地ですし、お土産物も山ほどあるのでダメ元でしたが、飛び込みでお話に行った店主の方と意気投合したんです。そこに置いてもらえたお稲荷さんのキャラクターが、売上の柱のひとつになっています。あとは、自分のアイデアが商品化され、それを欲しがる子どもが泣きじゃくる姿を見たときも、ちょっとかわいそうですけどうれしいです(笑)。
あるお土産店のご主人に「うちに声かけてくれてありがとう!」と言っていただけたのもうれしかったです。僕たちも売れる商品を企画しているつもりですが、お店や観光スポットの方々と信頼関係を築き、なるべく良い場所に置いてもらって初めて商売になります。売れているということは僕たちがお店の方に感謝しなければいけないのに、逆に人を呼ぶツールになっていると感謝の言葉をいただいたこともありました。お互いにうれしい仕事ができているのは幸せで、僕はずっとこの仕事をしたいです。

石川玩具の強みはどんなところにあると思いますか?

歴史におごらず時代の流れを読み、新しい事業に挑戦できるところが強みだと思います。少子高齢化という時代の中でも玩具シェアも維持していますし、新規事業にも挑戦して着実に実績を伸ばしています。2008年に立ち上げられた観光物産事業部も、地道に日本中の観光地との関係を築いてきた結果、近年のインバウンド需要を掴めています。

この先叶えたい夢はありますか?

世界中の観光地制覇です。ちょっと大きく出ましたが、これまで海外では日本の300円相当の価値を持つコインが少ないのとコインの偽造が多いことでカプセル自販機の普及は難しかったんです。最近、電子マネーで購入できる自販機が出てきて、これなら可能性があると思います。世界中に観光名所や名物はたくさんありますから。