子どもの頃はもちろん、今もおもちゃが好きなので、好きなことを仕事にしたいという思いがありました。おもちゃメーカーさんや他の玩具問屋さんも受けましたが、当社への就職を決めた一番の理由は、取引先が多く、多様な商品を仕入れられることで「たくさんのおもちゃを取り扱いたい」という希望が叶うとわかったからです。

そうですね。毎年のように、素晴らしい商品をつくられているメーカーさんと新たに出会い、おもちゃ業界の幅広さを感じます。展示会だけでなく、プライベートで出かけた先でも「このようなものもあったんだ」と面白い商品を見つけ、それが売れそうだと思えば、当社の商品部に取り扱えるか相談します。
入社以来5年間、GMS(総合スーパー)の営業を担当し、2018年の6月に異動になりました。おもちゃから離れ、主に雑貨や文具を取り扱う小売店さんへの営業活動を行う部署へ移ったのですが、玩具問屋でありながら雑貨や文具のメーカーさんとも長いお付き合いがあることを知り、またたくさんの商品に出会えるチャンスだなと思っています。

簡単にいうと、メーカーさんのおもちゃや雑貨を自分が担当する小売店さんにご提案して、ご納得いただいたら納品するのが仕事です。
メーカーさんの新製品はもちろん、売り場やシーズンに合わせた商品をご提案しますし、逆に小売店さんから「このようなものが欲しい」「この先どのようなものが流行りそう？」といったご相談をいただき、ぴったりの商品を探し出してご紹介することもあります。
またお取引様とご商談する上で市場調査も重要な仕事です。私は、週に一度のペースで小売店のご担当者様にお時間をいただいています。できるだけ実のあるご商談にするため、新しい商品のご提案資料だけでなく、販促物も作成してお持ちすることもあります。一週間の2日は外回り、残り3日は社内で資料作りや事務作業をしていることが多いです。

はい。子どもたちに届けたいおもちゃを自分の目で見つけ、それを小売店さんにご提案して売り場に並べていただき、実際に子どもたちが笑顔で遊んでくれるという一連の流れに携わりたいという思いがあったので、営業は第一希望でした。今も、一生懸命探し出した商品が小売店の方に受け入れられ、売り場で好評だと知るとうれしいですね。

ゴールデンウイーク前、夏休み前、年末のクリスマス商戦に向けて仕込み時期の10月、年末からお正月休みに向けた準備がある12月は忙しくなります。特に12月は部門を越え、社内一丸となって繁忙期を乗り切っています。

当たり前のことですが、「報連相」の大切さは実感しています。商品にはどうしても不良品が発生しますし、トラブルも起きます。上司や同僚に自分がどのような商品を扱っているのか進捗状況を報告しておくことで、問題が起きた時に解決策を話し合って迅速に対応できました。あとは、スケジュールの管理も徹底しています。100％理想通りに仕事が進むことは少ないので、余裕を持ったスケジューリングを心がけています。

まずは異動したてなので、雑貨を取り扱っているメーカーさんや小売店さんとコミュニケーションを深め、良いつなぎ役になりたいです。また、自分が出会った魅力的な商品を社内で提案し、新たなメーカーさんとのお取引を生み出せたらうれしいです。

新入社員は、2か月間に渡り、草加と越谷にある物流センターでの研修を受けるのですが、倉庫一杯に積み上げられたおもちゃの数とその多様さには圧倒されました。大正時代の創業以来積み重なった、メーカーさんと小売店さんとのつながりを目の当たりにした気がしました。だからこそ過去の実績に頼り切ることなく、自分もそのつながりを深め、新たに開拓しなければとも思います。
また、多様なメーカーさんとお付き合いがあるので、爆発的に売れたハンドスピナーやスクイーズといったおもちゃも迅速に、安定的に仕入れられる力があるのも自慢だと思います。